| エモリエント剤とは何ですか。保湿剤とはどう違うのですか。 | |
| 皮膚の角質層の水分を保持し、皮膚を柔軟にする働きを持った成分には、エモリエント剤と保湿剤があります。エモリエント剤は、ちょうど私達の皮脂のように皮膚表面をおおって皮膚からの水分の蒸発を防ぎます。エモリエント剤には、植物油として椿油、オリ−ブ油、アボガド油など、動物油としてスクワラン、蜜ロウなど、炭化水素として、ワリセンや流動パラフィンなどがあります。保湿剤は水によく溶けて皮膚になじみやすい成分をいいます。濃グリセリンやプロピレングリコ−ル、1,3ブチレングリコ−ルなどがあります。ソルビト−ル、マンニト−ルなどの糖類もこれらと同じグル−プに入ります。 |
| 脂性乾燥肌といういいかたを聞きますが。 | |
| 肌質は、従来「脂性肌」「乾燥肌」「普通肌」に分類されてきましたが、脂性肌のなかに、皮脂量は多いが水分量が少ない「カサカサして肌あれしやすい」という脂性乾燥肌があることが分かってきました。脂性乾燥肌は若年層に多く、また冬のシ−ズンに増加するようです。基礎化粧品を選ぶ場合は、まずご自分の肌質を知り、季節やお顔の部位などにも配慮することが大切です。 |
| 界面活性剤が肌によくないと聞きますが本当でしょうか。 | |
| 界面活性剤には大変多くの種類があり、例えば昔から使われている固形石けんも、洗濯洗剤も界面活性剤です。ところで、化粧品に使用されている界面活性剤は薬事法で定められた厳しい安全テストに合格したものばかりですから、お肌への影響 を心配する必要はありません。クリ−ムでも乳液でも、均質な安定な化粧品を作るためには、どうしても界面活性剤の助けを必要とします。 |
| この春から化粧品を使い始めます。化粧品の扱いについて、どのようなことに注意したらよいのでしょうか。 | |
| 以下、化粧品をお使いになる場合にぜひご注意いただきたいことをあげてみました。
1. 説明書を必ず読み、正しくお使い下さい。 2. お肌に異常はありませんか。きり傷や湿疹、かぶれ、ただれなどの異常のあるお肌には、化粧品を使用しないようにしてください。 3. お化粧前に、手指は清潔にしてください。 4. 化粧品の出し戻しは変質、異臭の原因になります。おやめ下さい。 5. キャップは、使用後しっかり閉めるようにしてください。 6. 化粧用具はいつも清潔にしておきましょう。 7. 化粧品を直射日光に当てたり、温度変化の大きいところに置かな いようにして下さい。変質の原因になります。 8. 乳幼児の手の届かないところに保管して下さい。 9. シャンプ−、トニックなどの化粧品が目に入ったら、すぐに大量の水でよく洗い流して下さい。 |
| なぜ化粧品に防腐剤を添加するのですか。 | |
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化粧品で使用されるアミノ酸や油脂、界面活性剤などの原料は微生物のよい栄養源になります。このため化粧品を開封すると、その後どうしても空中や手指についている微生物によって汚染が進み、品質が変質します。化粧品を最後まで、安全に快適にお使いいただくためには、やはり防腐剤が必要となります。
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| 化粧品の多くは弱酸性と聞いていますが、何故ですか。 | |
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私達の正常な肌が弱酸性であるため、そのように処方されています。弱酸性の肌は、外からの微生物などの侵入を防ぎ、お肌を健康に保ちます。なお、日本人の肌のPHは4.5〜6.5といわれています。 |
| 椿油について知りたいのですが。 | |
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椿は日本及び南朝鮮、台湾、中国舟山列島などに自生する通常、高さ3〜6mの常緑の高木で、一般に暖地の海岸や島などに多く、特に伊豆諸島、九州、五島列島が産地として有名です。椿油は、椿の種皮を除いた種子から得られた脂肪油です。椿油は、無色〜微黄色の透明な油液で、においはほとんどなく味は緩和です。 主な脂肪酸組成(重量%)は次の通りです。 |
| オリ−ブ油について知りたいのですが。 | |
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オリ−ブの木は、地中海沿岸地方に原産する常緑小喬木でモクセイ科に属します。淡緑色の小鐘状花が咲き、核果は卵円形です。オリ−ブ油は、この果実を圧搾して得られた脂肪油です。淡黄色〜淡黄緑色の透明な油液で、わずかに特異なにおいがあり、味は緩和です。オリ−ブ油を構成する脂肪酸の平均組成(重量%)は次の通りです。 |
| スクワランについて知りたいのですが。 | |
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スクワランとは、アイザメあるいはその他の深海にすむサメ類の肝油から得られたスクワレンを還元して得られた油です。スクワレンは、このように深海産のサメ類の肝油のなかに存在しますが、ヒトの皮脂中にも数%、また綿実油、オリ−ブ油のなかにも存在しています。 |
| 化粧品の説明にある指定成分とか表示成分とは何ですか | |
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薬事法では、ごく一部の人にアレルギ−性皮膚炎をおこす可能性のある成分については指定成分として定め、これらを化粧品に使用する場合は容器に成分名を表示しなければならないことになっています。例えば多くの化粧品に防腐剤として配合されている「パラベン」やまた着色料である「色素」も指定成分であるため表示成分として表示し なければなりません。過去に化粧品でアレルギ−をおこした経験のある方はこれらの成分にご注意下さい。 |
| 薬用化粧品は、通常の化粧品とどう違うのでしょうか。 | |
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薬用化粧品とは、化粧品のなかの「医薬部外品」をさします。これらには、「肌あれ、にきび、日やけ防止、皮膚の殺菌、育毛など」の効能効果をもった成分が配合され、製品ごとに厚生省が審査し許可することになっています。医薬品ではありませんので、長期間継続使用しても副作用はなく安心です。 |